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Liveレポ

ELVIS COSTELLO with STEVE NIEVE

JAPAN TOUR 1999@DRUM LOGOS(1999.2.5)

 いやー、とにかく素晴らしいコンサートでした!!

 JAZZYなSE音が、ちょこっと流れて、すぐに定刻キッチリに「コンニチワー!!」の快活なコステロの第一声で始まった、今日のLIVEは、なんとアコースティック・ギターとピアノ(時々シンセも)だけという、シンプルな構成。でも、ベースとドラムという、いわゆる「リズム隊」がなくても、ここまで「うねるサウンド」になり得るのだ!!と、とても感動したLIVEでした。いやもう、コステロの、あの独特の歌声だけで、しょっぱなから「あー、生のコステロやーん!!」と感涙の私でした。時にはピアノだけ、時にはアコースティック・ギターだけで、(アンコールではエレキ・ギターやハーモニカもあり)もうコステロのブレスする音も聞こえる程の、なんともゼータクな、ファンには、たまらんLIVEでした。曲は新旧とりまぜての選曲で(すみません、私はタイトルがパッと浮かぶ程の熱心なファンではないので、今日の選曲リストは、コステロのオフィシャルWEBサイトにでもいって、ご確認下さいませ。シロケWEBのリンク集にあります。私も昨夜いって、BBSにブロークンな英語で書き込みしました。)
 今日のお客さんには、けっこう外人さんも多かったせいか、ノリがよくて、歌の掛け合いの間とかが絶妙で、コステロも機嫌よさそうでした。それにつられて、他のお客さんも、自然に一緒に歌ってしまうという、なかなかイイ感じの客席。しかし私は語学力がナイからなー、MCのほどんどは理解出来てないんです、とほほ。でも、途中で、ドラえもんのゼンマイじかけの人形を取り出して、嬉しそうに何か言ってましたよ。ファンからのプレゼントなのかな?!中盤で、どっかのバカな客が携帯電話の電源を切ってないみたいで「チャラリラー」となっていたのが、チッという感じだったのですが。アンコールのラストのラスト、アンプもOFFにしてピアノだけをバックに、なんとマイクも通さずに歌ってくれた(それでも十分に声が響き渡るってのがスゴイ!!)のですが、なーんと、その歌い出しのところで、またもや、どっかのバカ者のケータイ音が「チャラリラー」と....。もう会場中の客が、いっせいに「げ!!誰やー?!(怒)」という雰囲気になり、もちろん私も同様で、その一方で「きゃー、これが気難しいSTINGあたりなら、怒ってマイク蹴って帰ってしまう場面だぞー!!」とドキドキでしたが、幸いコステロは、ちゃんと歌ってくれました。(でも、きっと内心すごくムッとしたと思う....。これに懲りずに、また福岡に来てくれることを願いたいです!!)
 終了後も、お客さんのほとんどが、口々に、ほーっとウットリため息つく感じで「....イイLIVEやっねー」「素晴らしかったねー」と言っていたのが印象的でした。私も、どんなにコステロが太っても、ついてゆきます、どこまでも!!と思いつつ、帰路についた夜でした。

これが、今回のパンフ。サイズは小振りなれど中身は充実。\2000。

私は毎回、外タレのコンサートではTシャツを買うのが楽しみなんですが、今回はなくて、残念!!

パンフの中に前回96年のプログラムの文の一部が紹介してあるサイトが載っていたので、ここに書きます。

http://member.nifty.ne.jp/folk/elvis96.html

私も、この後、ゆっくり読んでみよーっと!!