Liveレポ "またたビー&ザ・モンキー"@ドラムロゴス1998.3.15(SUN) ずいぶん前に見たLiveなのですが、なかなか貴重なLiveだったので(?!)、当時「ペーパー版ミーハー通信」に書いていたものをHPにアップします。という訳で、以下は1998.3.28記の文面そのままです。 ライブ開催の1週間前から、いきなりクロスFMで告知が始まった、このLive。入場券希望の人はハガキで応募して、まずは「購入権を得る」という、ものすごいモンでした。果たしてチケットは獲得出来るのか?!と不安でしたが、なんとか入手!!しかし、ライブハウス(決してホールとかではない!!)で全席立ち見で、「整理番号939番」って.......?!ロゴスのキャパって何人なんだ?!ハイ。正解は1000人でした。しぇー。当日、会場に行ったら、開演前に、ロゴス前の長浜公園に並ばされましたよ。長蛇の列。まぁー、私らの後ろにも61人並んでるんだし....と自らを慰めつつ、まだちょっと寒い3月の空の下で待ちましたとも。 しかし、まぁー苦労の甲斐はあった、すんごい楽しくて面白いLiveでした。私は奥田民生って、実はちゃんと聞いたことなかった(ユニコーンすらも。まぁラジオでながれてくるのを聴いていた程度で、アルバム買ったり借りたりしてまで聴いたことは一度もなかった。)のです。そもそも、今回のLiveも対バンの「ギルカバー&ザ・モンキー」のファンなので行ったというのが正直なところ。一緒に行った同僚は、もちろん奥田民生が目当てでしたけど。でも。初"奥田民生Live"が、ライブハウスで見られたというのは、すごいラッキーだったかも!!「いいなー、このダラダラした感じ。」と、一発でファンになりましたよ。あ、ちなみにLiveタイトル(またたビー&ザ・モンキー)は、多分、最初に奥田民生がギルカバー&ザ・モンキーをバックに1曲歌ったのにひっかけてあるのかな?!それにしても。この時の様子を後にソロで出てきたときに「いやー、もっと若者に馴染んでるかと思ってたけど、てんで"若者をバックにカラオケで歌っているオヤジ化"していて、自分でもショックだった〜。」と語ってました。ははは。 あ。先に「このダラダラした感じ」と書いたものの、この日のLive、ある意味「スリリングで緊張感あふれる」ものでもありました。それは、なんとやる曲目をその場で決めるというスタッフ泣かせのものだったからです。曲名を書いたボール(しかも、かなりとんでもない選曲もまじっている!!)を箱から取り出して(ダダダ〜ンというドラムロールの音と共に!!)「はい、次はコレです」と。2曲目に『テキーラ』が出たときは、私も「はぁ?!」と思いましたが、本人も「ゲッ!!これが2曲目に出るとは......」と言いながらも、やりましたよ。サックス吹いて。しかも、かなりヘッポコ(爆笑)。いや、しかし、キメの踊りと掛け声(「テキーラッ!!」ってやつね。)はバッチリでした。ふふふ。ふと、この日の時点では、まだ未発売のアルバムから、新曲バンバン歌ってくれたし、ウルフルズの『ガッツだぜ』や不朽の名曲『ストレンジャー』『哀愁のヨーロッパ』(!!こんなん、若者は知らんだろーな)、どれもこれも、とりあえずサワリの部分はちゃんと演奏できるところがさすがにプロですなーと妙に感心。アンコールの1曲目なんて、布袋寅泰の『ポイズン』を布袋チックに(!!)歌ったのでした。全員セッションで。しかも時折思い出したように足をあげながらギターを弾くという芸の細かさ!!スゴイ・ちなみにラストは、ビートルズの渋い歌でした。 そうそう。私の本命だった、ギルカバー&ザ・モンキーの時「会場がシラーッとなったりしたら、どうしよう?!」と心配だったけど、そんなことなくて場内しっかり盛り上がって、ヨカッタ、ヨカッタ......と、母のような気持ちでした。奥田民生ファンで、ギルカバー&ザ・モンキーをまだ知らないという人、ゼヒ聴いてみて下さい。多分、好きなタイプの音楽です!! (2000.10.22追記)......と、おススメしているものの、今現在のギルカバー&ザ・モンキーの活動状況は、私も知りません。無責任でゴメンナサイ。メンバーの一人、辻君が抜けて、別のバンド作ってデビューしちゃったりで(ちなみに、そのバンド名は「ジェリーグース」で、今年の春ごろだったか、クロスFMでデビュー曲『No.18』がヘビー・ローテーションでかかっていた。なんか売れ筋って感じの曲でした。)、ギルカバは一体どうしているのやら......Vo菅沼君が書く詞は小説っぽくて私大好きだったんだけどな。てな訳で |