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ミーハー遭遇 音楽、作家、その他編

椎名誠講演会@NTT夢天神ホール (2001.11.7@福岡)


 昨年夏にあった椎名さんの講演会はあやうく見過ごすところを別の用事でその会場に行った際に情報チェックした私。今回は岩田屋デパートの会員向け冊子に告知が載ったので、しっかり情報チェックして入場券を当てました。(ちなみに私はラッキーなことにハガキ1枚だけで当たったのですが、実はかなり競争率高かったらしい。)

 トークショーはぴったり1時間半で、この日のテーマは「焚き火の前で考えた」でした。ということで舞台のセットがとても凝っていて、こーんな感じの「焚き火」が作ってあり、バックにはテントもはってあるという凝りよう。残念ながら、この日は撮影禁止だったので、この「焚き火」を前にして話している椎名さんの写真はないんですが、始まる前にせめてセットだけでもと撮ったのがこれです。
 椎名さんはト−ク(や堅い講演会)のとき「テーマ」があっても、あまりテーマに沿ってなかったりするんですが(笑)、この日は「今年は焚き火をいっぱいしたなぁ」というところから、スコットランドやチベットやモンゴルに旅した話へと繋がっていきました。スコットランドはシングルモルト・ウイスキーを巡る旅で「ボウモアというウイスキーを牡蛎に垂らして食べたら、すごくおいしかった」とか「古いお城の跡には今でも幽霊が.....」というようなお話。ひえー!! そうとう霊感も何もないような鈍い人ですら、怪しい影とか霊気を察知してしまう土地らしい。 こわ〜! でも、海辺でアザラシにバイオリンを聞かせているという音楽家の女性の話は素敵だったなぁ。バイオリンを弾くと、海面から顔を出して聴きいっているんだそうです。そして毎日3曲ほど聴かせて終わるとサーッと海に戻っていくんだそうです。か、可愛い!! モンゴルは久々のTVドキュメンタリー番組のための旅だったそうで、それは11月23日(金)夜9時から11時、フジテレビ系で放送です。皆さん要チェック!!

 トークショーは18時半からだったけど、その前にあるサイン会は16時半〜17時半で、しかも「当日配布の整理券(先着200名様)持参の方のみ」と書いてある。前日に電話して聞いたら、同じフロアの本屋さん「リブロ」で開店時間から配布しますとのこと。それで私はすごく気合いいれて11時ごろには整理券もらいにいったのですが、実態は....サイン会の時間のときにもまだ会場で整理券配布してました。とほほ。サイン会は、会場で買った本のみが対象ということ。私はこのところ、椎名さんの本は『海浜棒球始末記』以外は買ってなかったので、それにしようかなーと迷った挙げ句、真っ赤な表紙からして辛そうな(笑)『からいはうまい』(文藝春秋)を買いました。韓国とかいろんなところの「辛いもの食べ歩き旅行記」です。 えーとサインは本名バリバリ書いてもらったので、web にはアップしませんが、私の友人知人の皆さんは、そのうち会った時にイヤっつうても自慢してみせますので覚悟しててね。この会場で、以前お知り合いになっていた椎名さんファンの方お二人と久々に再会!!(3,4年ぶりかな?!)お一人は、なんと会場で売っている新刊を全て持参されていて、私が「なんか、今日ここで買った本が対象みたいですよ」と言ったら「あらーみんな持ってるし読んでるんだけど。」って。うーん、ファンの鏡ですな! その方々を介して、この日は他の椎名さんファンの方々とお知り合いになれて、楽しかった!!(数人は、いつも椎名さん関連のイベントではよくお見かけしている方で、なんというか、「やっと知り合いになるべくしてなった」という感じ.....ははは。)おかげさまで、トーク終了後、このご一行様に私もくっついて楽屋にお邪魔しました。写真はそのときのものです。しかし鏡をバックに撮ると、鏡に映りこんでいて背景がうるさい感じですねぇ(苦笑)。このときは当然そんなこたぁ考える余裕がなかったのですよ。椎名さんも皆さんお馴染みの顔ぶれだったようで「あー、皆来てくれてたんだ!」と言ってくださったんで、私らも嬉しかったですー。

 この日お知り合いになった椎名さんファンの方々とは、この後、お食事もご一緒して「では、今後も椎名さん関連のイベント情報があったら、速やかに情報を流しましょうね、お互いに(笑)」と、お別れしました。